ご利用者様の外出に同行した際に、商店街のお店が減ってしまってという話を伺いました。
長く通っていたお店がなくなると、不便というのは当然あると思いますが、
それ以上にそこで培われてきたコミュニケーションもなくなるのだということをお話から感じました。
今より元気だった頃に一緒に出掛けていた人達も、例えばお子さんのもとに引っ越されたりで遠くに離れてしまったり、ということも増えたようです。
それでも、買い物途中ですれ違うお知り合いの方から声がかかり、その度に立ち止まって短い会話を笑顔で交わされることが何度もありました。
コミュニティの大切さを論じる場面を、ニュースなどでよく見かけますが、
大本は難しいことではなく、こういった「ご近所さん同士」の会話なんだなと感じさせて頂きました。