車椅子に関する新聞記事が目に留まりました。
いま介護施設や病院で見かける折りたたみ式の車椅子の原型が開発されたのは、1937年のアメリカでのことだそうです。ずいぶん前からあったのだなと思いました。
現在の日本でも、その形を標準型として車椅子が生産されているそうです。
不特定多数の方が一時的に利用するには便利な形なのですが、長時間をその上に座り過ごす方にとっては不便なこともあるようです。
そのため車椅子は「乗り物」であると同時に「椅子」でもある、ということを認識して作られるものも増えて来たそうです。正しい座位を取ることが出来れば、誤嚥や床ずれの予防、体の変形の改善にもつながるとのこと。
様々な用具や装置が進化して、おひとりお一人がより過ごしやすい環境になっていくと良いなと記事を読みながら思いました。