朝ごはんを抜くと体内時計のリズムが狂い、太りやすくなると、名古屋大学の研究グループが発表しています。
研究結果によると、太りやすくなる原因は、肝臓の体内時計のリズムが狂うことではないかとされています。肝臓は、体脂肪の代謝を担う臓器です。そのリズムが狂うことにより、体温が上がらず、代謝が悪くなるため、脂肪が付きやすくなるのではないかと考えられています。
また朝ごはんを食べないと、脳のエネルギー源であるブドウ糖が不足します。そのため仕事や勉強に集中できない、理由もないのにイライラするなど、精神的な安定も得られません。
朝ごはんを抜けば、食費や時間を節約でき、1日の摂取カロリーも減らせるでしょう。しかし、長期的に見た場合、生活習慣病や肥満になるなどのリスクは高まると考えられます。
こうした事態を避けるためにも、朝ごはんはしっかり摂った方が良いでしょう。